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宝石の名前


宝石の写真

宝石にはたくさんの名前があります。そして、種類によって言葉があり、意味があります。本当は、一覧表にしてご紹介したいのですが、とても数が多いので有名な宝石で少しだけご紹介します。宝石の名前には全て意味や由来、語源があります。語源の多くはラテン語やギリシャ語です。例えば、ガーネットという宝石の名前の語源はギリシャ語のグラナトゥム(granatum)で、「ざくろの実」という意味になります。ガーネットはざくろの実のような朱い色をしているので、この名前が付けられました。ダイヤモンドの名前の語源はギリシャ語のアダマス(adamas)「征服されざる」という意味があり、ダイヤモンドは昔王家の人間しか持つことができなかったことからこの名前が付けられました。古来の人々は、その宝石の特徴や希少性などからひとつひとつの宝石に名前をつけていきました。


宝石 言葉

実は、名前の付けられた宝石というのも存在します。使われ方や言い伝えなどから、これは○○というダイヤモンドという感じで名前を付けられているのです。



ひとつ有名なものを挙げると、「ホープ」というダイヤモンドがあり、これは関わったものに死と破滅をもたらすダイヤと言われてきました。フランスの旅行家ダルベニエがインドのお寺から盗み、彼が襲撃を受け死んでからはルイ14世やマリーアントワネットに渡りましたが、王妃が処刑台に送られてからは不吉な石として噂になりました。その後、銀行家のホープという人が買い取りましたが彼の銀行も破産。それからこのダイヤはホープという名前を付けられ、現在は博物館に保管されています。宝石の名前には一つ一つ深い意味があり、さらにその宝石にまた呼び名が付いている。「日本人」という人種の○○さん、というのと同じような感覚ですね。このように、それぞれの名前の裏には言葉があり、意味が添えられているのです。

宝石の和名

日本人は、宝石の名前に和名を付けています。昔の日本人はギリシャ語やラテン語を使うより、日本語のほうがきっと親しみやすかったのでしょう。上に挙げてきた宝石で和名をご紹介していきます。まず、ダイヤモンドは金剛石といいます。地球上で一番硬いことを表現した名前です。あとはガーネットはざくろ石、ルビーは紅玉、サファイアは青玉、エメラルドは緑柱石というように、見た目に分かりやすい名前が付けられています。ちょっと面白い名前で、キャッツアイという宝石があるのですが、この和名は猫目石と言うんです。本当に単純に付けてありますよね。

鉱物名と宝石の名前

宝石は宝石としての条件を満たすまでは石=鉱物として取り扱われます。そのため、宝石名とは別に鉱物名も持っています。例を挙げると、コランダムという鉱物があるのですが、コランダムの中でも色が赤いものをルビー、それ以外の色のものをサファイアと呼んでいます。ルビーにはコランダムの中に微量の酸化クロムが含まれており、これが赤い色を出しているそうです。もうひとつ、ベリルという鉱物に属するのはエメラルドとアクアマリンなのですが、緑色のものがエメラルド、青いものがアクアマリンという名前になります。宝石店などに売られている宝石には全て宝石名が使われていますので、鉱物名はあまり耳にする機会はないと思います。

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